ベラットとギロカストラの歴史地区

ギロカストラは、アルバニア南部のドリノス川流域の渓谷にある、大農場主によって造られた要塞都市。13世紀の城館が市の中心をなし、17世紀に確立したバルカンに特徴的な塔状家屋(ワーレ)も多く見られる。19世紀の初期から残るより精巧な城館は、高い土台のうえに立ち、1階は寒冷期用、2階は温暖期用に造られ、客間には、花模様の飾りなどのおびただしい装飾が施されている。このほか、市内には18世紀のモスクと2つの教会が残されており、堅牢な要塞都市に宗教的な彩を添えている。紀元前4世紀に起源をもつベラットには、13世紀のビザンチン様式の教会や城塞、15世紀以降に建てられたモスクを中心に、オスマン帝国時代の町並みが残る。1851年の大地震で倒壊した跡に建て替えられた家屋は下層階を元の石造りのままで上層階に木材を使った様式で独特な造り。
Historic Centres of Berat and Gjirokastra (Albania) © UNESCO
Référence: 569bis
Année d'inscription: 2005
Extension: 2008
Critères: (iii)(iv)
Zone centrale: 58.9000 Ha
Zone tampon: 136.2000 Ha